Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
①NYダウ $28,036.22(2019年11月18日(月)終値で最高値更新)
②ナスダック総合指数 $8,570.66(2019年11月19日(火)終値で最高値更新)
この背景には、米中貿易協議の進展期待があります。
しかし、香港の民主化運動の激化に伴い、
香港の自治と人権が中国政府に脅かされていることに、
米国が深刻な懸念を示しています。
香港の「一国二制度政策」を中国政府に順守させる目的で、
米国議会上院が「香港人権・民主主義法案」を、
11月19日(火)全会一致で可決しました。
これを受け、これまで続いてきた株価上昇も、
ひとまず「クールダウン」しました。
そんななかで、薔薇の艦隊は、マスターカード【MA】が健闘し、
他の銘柄の下落を補い、結果として、トータル微増となりました。
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
目下の課題「レバレッジ投資導入による米国株投入資金の増額」について。
前週、次のように述べた。
インカムゲインに目がくらみ、キャピタルゲインの「塩漬け」を放置した結果、
多大な損失を被った投資家が、過去いかに多かったことか。
このことについて、具体例を挙げよう。
FX投資家に関心の高い高金利通貨「トルコリラ」のことだ。
トルコリラを取り扱う証券会社は、顧客から手数料を稼ぐため、
高金利を謳い文句に顧客を誘い込んでいる。
確かに、現時点のトルコ政策金利 14.00% という金利水準は、
長年ゼロ金利政策を継続している日本円と比較して、
非常に魅力的な通貨に映る。
だが、注意しなければならないのは、
実は、高金利通貨は「インフレ減価」する。
つまり、高金利と引き換えに、インフレの影響で元本が減っていくのだ。
エビデンスとして、トルコリラの直近五年のインフレ減価を示す。
青線:トルコリラ/円【TRYJPY】
橙線:米国株S&P500指数ETF【IVV】
高金利を目当てに、トルコリラを長期保有していたFX投資家は、
元本が減って大変な目にあったことがわかる。
さらに恐ろしいことは、
FXは、レバレッジをかけられるため、
この下落の何倍、何十倍もの損失を被ってしまうということだ。
元本保証されないだけに、自主的に損切しなければ、
いずれロスカットとなり、強制退場を命じられる。
トルコリラはその好例といえる。
我々はレバレッジ投資を検討するにあたり、
上記の背景から、高金利通貨は投資対象として不適格と考える。
ならば裏をかいて「売り」で入れば儲かるのか?
いや、その保証もない。
結局、損切の連続で「消耗戦」となることは容易に想像がつく。
そんな戦はしないに限る。勝てる戦を探そう。
(次週に続く)
今後ともよろしくお願いいたします。
和製バフェットのシークレットポートフォリオZ 2019年11月21日「【チョコレート太郎】金に魂を売って自分より情弱から金を巻き上げるアフィリエイトをやるかどうか?」
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