【戦況報告】レバレッジ攻防戦 2022年6月10日終値

【戦況報告】

2022年4月1日(金)、物語の主人公エディ王子は、
米国株投資の基本方針「令和式目 ver.3.0」を制定した。

S&P500ブル3倍ETF【SPXL】の運用について、リバランスを重視する。
これにより、S&P500【SPX】を上回るリターンを目指す。

レバレッジ攻防戦の戦況を、週次報告する。

エディ
米国株投資の基本方針「令和式目 ver.3.0」の解説は、下記リンクを御参照ください。

2022年4月1日投稿記事【リバランス重視】米国株投資の基本方針【令和式目 ver.3.0】制定

ドルチェ
薔薇の艦隊の提督、エディ王子より、戦況報告をさせていただきます。

Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ

エディ
薔薇の艦隊のポートフォリオを示します。

Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率

エディ
薔薇の艦隊の資産増加倍率を示します。

Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図

エディ
レバレッジ攻防戦の勢力の変遷を示します。

Ⅳ)底値でリバランス

エディ
レバレッジETF【SPXL】のリスク管理を徹底するため、
私たちはポートフォリオのリバランスを重視します。

具体的には、
底値のタイミングを計るテクニカル指標、マリアRCIを活用することにより、
底値でリバランスすることを目指します。

① “When to Rebalance”

エディ
リバランスのタイミングは、マリアRCIのアラーム発動の翌営業日としています。

マリア少将より報告します。

マリア
アラームの発動基準は、マリアRCIが「-240%以下」としています。

2022年6月10日(金)終値現在、マリアRCIは「-80%」を示しています。

基準に該当しませんので、アラーム発動なしです。
リバランスのタイミングではありません。

エディ
了解。

② “How to Rebalance”

エディ
今回は、アラームが発動されたものと仮定して、
リバランスの想定訓練を実施します。

リバランスの詳細は、【SPXL】ドローダウンに応じて決定します。
具体的には、下記の基準に従って、配分比率を調整していきます。

エディ
リバランスのために【SPXL】を「何株」売買が必要か?

ペリドット少佐より報告します。

ペリドット
2022年6月10日(金)終値現在、ドローダウンは「0.493」を示しています。

●調整前【SPXL】保有比率:79.9%
●調整後【SPXL】保有比率:80.3%
●調整額(正数買付):$332.76
●調整株数(正数買付):5株(直近終値ベースで算出)

したがいまして、
リバランスのために【SPXL】を「5株」買付が必要となります。

エディ
大儀。

有事の際、リバランスを粛々と実行できるよう、
想定訓練を毎週実施していきます。

Ⅴ)所感

ローズ
米労働省が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、
前年同月比8.6%上昇。

1981年12月以来、40年5ヶ月ぶりの高い伸び。

インフレの脅威が株価を押し下げているわ。

エディ
FRBは政策金利の利上げを加速させるだろう。
いや、加速せざるを得ない、といったほうが正しい。

株価への影響に忖度して、利上げを躊躇しているとどうなるか。

インフレを制御できなくなり、
経済・社会の混乱をもたらすことになる。

市場参加者も愚かではないから、
利上げ幅が小さすぎても、

「それはおかしいだろう、インフレを抑えるには不充分だ」

と否定的な評価を下すだろう。

FRBがいくら忖度しようとも、あるいは忖度しないとしても、
いずれにしても株価は下がるだろう。

なので、右往左往せず、
本来の業務を淡々と遂行することがFRBに期待されることだ。

要するに、今年はそういう年回りだと受け入れるほかあるまい。
インフレが鎮静化するまで、株価は底を掘り続ける。
今年はそういう年なのだ。

そういった前提で、私たち一般の個人投資家は何をすべきか。

インフレ対策を巡って市場がパニックに陥り、
株式市場において「売られ過ぎ」のタイミングが何度も訪れるだろう。

狼狽売りをすることなく、かといって全力買いすることなく、
自分の持っている余力資金を「適時適切」に投入すること。

薔薇の艦隊における「適時」とは、アラーム発動のタイミングであり、
「適切」とはドローダウンに応じたリバランスのことをいう。

いずれにせよ、事前に決めた通りに粛々と実行していく。
それが長期投資に求められるマインドだと信じる。

●昨夜の株価急落について、
後藤達也さんが分かりやすく解説していますので、
下記の動画も是非御参照ください。

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