【戦況報告】
2022年4月1日(金)、物語の主人公エディ王子は、
米国株投資の基本方針「令和式目 ver.3.0」を制定した。S&P500ブル3倍ETF【SPXL】の運用について、リバランスを重視する。
これにより、S&P500【SPX】を上回るリターンを目指す。レバレッジ攻防戦の戦況を、週次報告する。
2022年4月1日投稿記事【リバランス重視】米国株投資の基本方針【令和式目 ver.3.0】制定
Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)底値でリバランス
私たちはポートフォリオのリバランスを重視します。
具体的には、
底値のタイミングを計るテクニカル指標、マリアRCIを活用することにより、
底値でリバランスすることを目指します。
① “When to Rebalance”
マリア少将より報告します。
2022年6月3日(金)終値現在、マリアRCIは「108%」を示しています。
基準に該当しませんので、アラーム発動なしです。
リバランスのタイミングではありません。
② “How to Rebalance”
リバランスの想定訓練を実施します。
リバランスの詳細は、【SPXL】ドローダウンに応じて決定します。
具体的には、下記の基準に従って、配分比率を調整していきます。
ペリドット少佐より報告します。
●調整前【SPXL】保有比率:82.4%
●調整後【SPXL】保有比率:77.0%
●調整額(正数買付):-$5,475.21
●調整株数(正数買付):-64株(直近終値ベースで算出)
したがいまして、
リバランスのために【SPXL】を「64株」売付が必要となります。
有事の際、リバランスを粛々と実行できるよう、
想定訓練を毎週実施していきます。
Ⅴ)所感
こういった誤った風説の流布は、
投資家の軸をぶれさせる迷惑な存在だ。
そんな風説に惑わされ、
株式投資をやめてしまうのは、それこそ情弱だと思うよ。
金融政策というのは、高度なバランス感覚が要求される。
わざわざ景気を悪くしようと思って利上げするわけじゃない。
当たり前だよね。
「景気への悪影響を最小限に抑えながら、インフレの抑制を図る」
これが基本。つまりバランスを重視している。
だから、中央銀行は市場との対話をとても大切にしている。
コロナ禍が発生し、人流抑制による景気悪化を懸念して、
景気下支えのために大規模な金融緩和を実施した。
これを市場参加者は喜んだ。
株式市場への資金流入が増え、コロナバブルが発生した。
株価が上がることは好ましいこと。
半面、金融緩和の副作用で、インフレが急速に進んだ今、
中央銀行は「物価の安定」という本来の任務を全うしなければならなくなった。
それも景気をできるだけ悪くしないようにね。
FRBのパウエルさんは、
「インフレは一時的なもの」として金融引き締めを先延ばしにしてきたけれど、
そうも言っていられなくなった。
これまでの政策金利が低過ぎたから、
私は早く中立的な水準まで政策金利を利上げすべきだと思っている。
市場との対話を大切にしつつ、毅然として利上げを断行する。
QT(量的引き締め)も断行する。
こうすることによって、
市場から「よくやってくれている」と信頼されると思う。
一時的な株価下落はあったとしてもね。
長い目で見れば、きちんと本来の任務を全うするのは、
人から信頼される第一だ。
市場の反応に忖度し過ぎて、
金融政策の軸がブレブレになることこそ、
最もやってはいけないことだと思うよ。
●利上げについて、
後藤達也さんが分かりやすく解説しているので、
下記の動画も是非御参照ください。