Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)所感
海外のほうが受けが良さそうね。
日本での評判は今ひとつだけど・・
【日銀総裁 植田和男さん、公開討論会の会場を沸かす】
植田日銀総裁)
日本の金融政策以外の多くの要因で円相場は動きます。
(米英欧お三方の)各国中央銀行の政策によっても円相場は影響を受けます。
なので、状況を注意深く監視しています。
The yen is in for being influenced by many factors of other than
our monetary policy including the policies of these three banks,
so we monitor the situation very carefully.司会)
為替介入の目的で状況を注視すると?
Monitoring the situation for intervention purposes?植田日銀総裁)
いえ、それは財務省の管轄です。為替介入の決断は。
No, it’s the jurisdiction of the Ministry of Finance,
decisions on intervention.●2023年6月28日(水)ブルームバーグテレビ より引用
植田日銀総裁:金融緩和政策を続けるのはコアインフレが弱いから
欧州中央銀行年次フォーラムの公開討論会にてBloomberg Television
Panel discussion at the ECB Forum
Bank of Japan Governor Ueda: Weak Core Inflation Is Reason for Loose policy
淡々と事実を述べているだけなんだけど、
円安の原因はあなた方にもあるんですよ、
と自力の限界を露呈してしまってる。
その自虐ぶりが受けているのね。
米英欧の中央銀行が利下げに踏み切れば、
日本円は必ず円高に振れるだろう。
金利差が縮小するからな。
日本としてできることは注視だけか・・
極めつけは、為替介入は財務省の管轄と来た。
その財務大臣すら「緊張感をもって注視する」と言っているのだから、
注視・・もはや日本のお家芸だな。
何かが変わるなら意味があるけれど、
そこに戦略性や威圧感を感じさせないところが、
今の日本の国力を暗示しているわね。
やることなすこと、ひどくなるまで対処しない、
放置で済めばそれで良し、看過できなくなったら対処する。
要するに対症療法。
根本治療などすでに放棄していて、せいぜい緩和ケアで精一杯。
どうしてこんなことになってしまったのか?
あらゆることを犠牲にしてでも、
最優先すべきはプライマリーバランス。
そのためには増税も厭わない。
これが日本政府の基本姿勢だからだ。
(実際はもっと不条理で、プライマリーバランスの話は、
増税を正当化する口実として使われている!)
他人事では済まされない話だよ。
大義名分はどんなに立派でも、
やっていることは国民生活の窮乏促進政策だ。
ましてや財政出動で国民を豊かにしようという発想はない。
自己責任で一蹴される。
それが現実だ。
国任せにせず、自分で生活防衛を考えておかないと、
じわじわと日々が不安にさいなまれ、安心した老後を送れなくなるぞ。
一日でも早く、投資で資産を増やして老後に備えることが大切ね。