仮想通貨(暗号資産)の下落に注目している。
前回に引き続き、ビットコイン【BTC】の底値を考察する。
Ⅰ)底値迎撃のタイミング テクニカル指標「マリアRCI」
「売られ過ぎ」の判断基準、「-240%」を下回りました。
底値買いの好機です。
もし投資している方がおられましたら、
トレードの判断材料のひとつとして、お役立てください。
Ⅱ)底値迎撃の投入金額 ドローダウンの規模
ペリドット少佐より報告します。
「テクニカル分析は万能ではない」
このことを念頭に置いて、安全運転でいきましょう。
全力買いは禁物です。
Ⅲ)所感
とはいえ、痛い思いをしないと直感の精度を高めることはできない。
なぜなら、
期待優先(いわゆる「捕らぬ狸の皮算用」)の感情が、
直感の精度を狂わせるから。
まあ、直感うんぬんは冗談半分だが、
あとは、ファンダメンタルズ分析かな。
しかし、これも過去の履歴の延長線上で、
確度の高そうな予想をしているだけだ。
これまで、
個別株でファンダメンタルズ分析してきた経験から言わせてもらうと、
いかに優秀なファンダメンタルズを持った個別株でも、
外部の相場変動圧力に脆弱だ。
脆弱性の程度の差こそあれ、
なんらかの影響を受けてしまうのは事実だ。
ファンダメンタルズと株価に完全な相関は見い出せない。
相関があるとすれば、
倒産しない、株価が無価値にならない、
というほのかな安心感だけだ。
一方、仮想通貨の場合は、
本質的価値が存在しないので、
ファンダメンタルズ分析が機能しないから、
これまでの相場変動の癖を見て、
「きっと同様に再現するだろう」という期待に基づいてトレードする。
これは危険なことだ。
再現するわけがないのだから。
なぜなら、人間は裏をかいて利益を得ようとするからだ。
そこに、相場を攪乱させる最大の要因がある。
冷静になれば、誰だって分かりそうなことだ。
天体の軌道計算は限りなく精度を高めることが可能だが、
相場変動の軌道計算は、
市場参加者の期待が常に織り込まれる分、先が読めない。
明日になれば、市場参加者の気分が変わっているかもしれない。
そんなことを今日予測するのは所詮無理なこと。
そんな予想に労力をかけるくらいなら、
もっと生産性の高いことに注力していたほうがいい。
マリア少将より報告します。