アルファベット【GOOGL】を独自基準で銘柄格付します。
【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。
Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】
Ⅱ)財務推移 直近五年
Ⅲ)審査
①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース
→該当: 加点あり(1点)
②【売上高】
直近五年で一貫して増加
→該当: 加点あり(1点)
③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース
→非該当: 加点なし(0点)
⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持
→非該当: 加点なし(0点)
米国株の世界で燦然と輝く巨大IT企業群「GAFA」のひとつである。
私は、アルファベット【GOOGL】に大いなる将来性を感じ、
薔薇の艦隊の「前」主旗艦として配備していた。
大変思い入れのある銘柄だ。
結果的に主旗艦から退役させたのはなぜか?
(2019年3月29日約定にて売却)
端的に言うならば、アルファベット【GOOGL】が「無配銘柄」だからである。
いつから配当が始まるのか、皆目予想がつかない。
増配が期待できるということと、無配から有配に転じることとは、
まったく別の次元の話だと、私は気付いた。
無配を継続するか、有配に転じるかは、経営者の胸三寸にかかっている。
それを個人株主の立場から事実上コントロールできない以上、
無配銘柄の保有はリスクが高いと判断した。
読者の方々には、薔薇の艦隊はキャピタルゲインを目的とした
艦隊編成のように見えるかもしれない。
だが、真の目的はキャピタルゲインではなく、
インカムゲインの追求なのである。
インカムゲインを目的とした長期投資に耐えられる銘柄とは
どんなものを指すのか?
それは、すでに「有配」であり、
かつ「増配」を実現してくれる銘柄でなければならない。
Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。
投資決定は自己責任でお願いいたします。
常時不断の見直しを行い、米国株ポートフォリオのあるべき姿を追求していく。
百年戦争(人生百年時代)に勝利するため、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!