テキサス・インスツルメンツ【TXN】を独自基準で銘柄格付します。
【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。
Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】
Ⅱ)財務推移 直近五年
Ⅲ)審査
①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース
→該当: 加点あり(1点)
②【売上高】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加
→該当: 加点あり(1点)
④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース
→該当: 加点あり(1点)
⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持
→該当: 加点あり(1点)
古くから半導体業界の雄として存在感を示してきた。
同社の主要戦略のひとつに「車載半導体市場のシェア拡大」が挙げられる。
具体策は下記。
①先進運転支援システム
②車載ライティング
③電動システム
④車載ディスプレイ
自動車業界は自動運転の実現を目指し、
半導体業界との協働を模索している。
テキサス・インスツルメンツ【TXN】は、
そこに商機を見い出し、積極的に市場参入を図っている。
FY2018現在、車載半導体市場は、同社の売上高の20%を占めている。
これは、同社首位の産業関連市場(36%)、
二位のパーソナルエレクトロニクス関連市場(23%)に次ぐ、
三番目の規模である。
今後も自動車への半導体の普及が予想されることから、
当面、同社には追い風が吹くだろう。
財務推移を見ると、力強い成長を確認できる。
株価もS&P500指数をアウトパフォームしている。
2019年11月29日(金)終値現在、
株価収益率(PER)は「22.31倍」となっており、割高感はない。
総合的に見て「手堅い成長株」といえるだろう。
Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。
テキサス・インスツルメンツ【TXN】の格付は【四つ星】となりました。
投資決定は自己責任でお願いいたします。
そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。
銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!