【銘柄格付とは】
独自の視点で、長期投資に適した銘柄を探ります。
下記の条件を満たす個別株を、
理想の銘柄「三つ星銘柄」とします。●フリーキャッシュフローマージンが一貫して20%以上
(対象期間は、原則としてFY2009以降の算出可能な期間とします。)フリーキャッシュフローマージンとは、
「自由資金の創出力」を評価する指標です。
「フリーキャッシュフロー / 売上高」で算出します。
営業キャッシュフローマージンのフリーキャッシュフロー版です。さらに、下記の基準で段階的に格付します。
●一貫して20%以上 ⇒ 三つ星(最高評価)
●一貫して10%以上 ⇒ 二つ星
●一貫して 0%以上 ⇒ 一つ星
●上記以外 ⇒ 星なし(高位安定を優先する観点から)
ADRとして米国に上場しています。
ウェイボー(微博)【WB】の格付は【星なし】となりました。
中国版ツイッターで急成長した企業です。
創業間もない期間は、成長投資を優先するため、
フリーキャッシュフローが低水準になるのはやむを得ません。
審査の結果【星なし】となりましたが、
軌道に乗ったFY2015以降に期間を絞って再評価すると、
最高評価の【三つ星】となります。
優良企業です。
フリーキャッシュフローが潤沢で、盤石な基盤を確立したといえます。
懸念材料は、なんといっても中国政府のネット検閲。
対中包囲網を受け、
中国政府はネットを通した西洋文化の浸透に神経を尖らせています。
先日、中国南部広西チワン族自治区柳州市融安県の教育局が
「クリスマス禁止令」を学校に通知するなど、
中国の伝統文化を守る排外的な動きが生じています。
下記の画像は、ウェイボーにブログを更新している中国人モデル楊橙橙さん。
今のところ、ネット検閲でこのような画像は許されているようですが、
今後、中国政府による情報統制が厳しくなれば、
こういったサンタコスプレも見られなくなります。