Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)所感
と宗教学者の島田裕巳先生はおっしゃっていたわ。
人間というものは、無駄なことにお金を使うものだと。
(2023年11月25日放送「正義のミカタ」より)
無駄なことに一切金を使わず、実用性のあるものだけに、
という人は、ほとんどいないだろうな。
夢を見させてくれる存在に憧れを持ち、
そこにお金を投じたいという気持ちは理解できる。
その存在がたとえ虚像だとわかっていても。
ただ、虚像によって自分という実像が、
たとえば風俗に飛ばされたりという悲劇は、
前もって予見し回避できるだけの娯楽リテラシーが必要なのは論をまたない。
特定の個別株に夢を見るのも一種の宗教、ホスト狂いかもしれないわ。
夢に大金を投じてこつこつ積み上げた資金を溶かしてしまう人、
信用取引で借金を背負ってしまう人だってこの世にはたくさんいる。
他の投資家も同じ夢を共有できれば、上昇期待で買われ、結果的に株価が上がる。
皆が信じるものが株価に現れる。
企業の価値が本当にあるのかないのか、
というよりも、
皆がそこに夢を見ているのかいないのか。
今後の最大のリスクは、米国株に対する投資家の夢がついえたときだ。
だからこそ、米国にはこれからも魅力的な国であり続けて欲しい。
ホストクラブでいうところの、ナンバーワンホストの指名が続く限り、
世界中の金が米国に集まり、米国株は上がり続けるのだから。